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散文『horse』

  • 散文『horse』
お題投稿者:
矢川★麻紀矢川★麻紀
投稿日時:
2008-09-27 22:37
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夢を見た


全身に包帯を巻き付けた馬が


草原の中心で佇んでいる


包帯の隙間から覗き見る 瞳は

体を覆う 薄汚れた 黄色に近い茶色の包帯の色と 比べられない程 光を帯びて

ただ青く光っていた

サファイアのように

尻尾は誰に向けるではなく 振られ

少し覗く皮膚は 茶ではなく 白の毛種そのものであり


おとぎ話の 白馬の成れの果て かと思ってしまう




影を背負った 馬だ

ただ 地図にものらない土地 に生きている


生き 生きて
死ぬ事も出来ずにいる



その馬には

生と死が 共存しているようだった


朽ち果てていく 体を見つめれば

瞳はより一層光輝く


明日への 期待に胸を膨らませばれば

動かぬ 体に不自由と絶望を覚える



馬は 2つの思いに支配され

ただのた打ち回るのに耐えられず


自らその 姿になったのかと 思っていた

けれど 違うという


その…馬を最初 滑稽だと思った


汚い 弱い いらない

そういう感情を呼び起こす 姿をしていた


けれど 馬は誰かに言う

いや そう言ったように感じた



どんなものだって

少しの影は 背負うもの

背負った 影の分だけ

光輝く事もあるのだから


その 瞳は

輝いていた

そして馬は まだ続ける





しかし段々 馬の声が遠くなり

視界も彼から 遠ざかっていくような錯覚に見回れ


私は現実へと 戻された





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ども、お題出すの久しぶりです。
今回は散文ということで、少し面白い文章を書いてみました。
是非、読んでみて下さいな。
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