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桜舞う季節に『桜舞う駅のホーム。なんとなく無口になって、寂しい気持ちを抑え込んでいた。→

  • 桜舞う季節に『桜舞う駅のホーム。なんとなく無口になって、寂しい気持ちを抑え込んでいた。→
お題投稿者:
わんだわんだ
投稿日時:
2008-03-15 15:09
コメント
→声を出したらきっと泣いてしまう。

時間が音もなく、容赦なく、過ぎていく。


電車が滑り込んで来る直前。



あなたは、うつむいていたわたしの顔に手をかけて、親指でそっとクチビルをひと撫でして。
少し笑って、電車に乗りこんだ。

見送った後、指先から伝わった熱がゆっくりわたしの抑え込んだ気持ちを解放し、透明な雫が人知れずホームへこぼれ落ちた。


また、桜の季節がやってくる。
鈍い胸の痛みを連れて。
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