長文「君の見ている世界と僕の見ている世界」
- お題投稿者:
フォンベル- 投稿日時:
- 2008-01-12 15:38
- コメント
- 「君の見ている世界と僕の見ている世界。それが本当に同一のものなのか。
例えばこの抜けるような青空。例えばこの鮮やかな色をした花々。例えばこの頬を撫でる一陣の風。例えばこの場所の豊かで芳しき香り。
この青は、この赤は。この感触は、この匂いは。
僕は不安でたまらないんだ。君と本当に同じものを知っているのか。皆と本当に同じものを知れているのか。
不安で、たまらないんだ。
ああ――彼の思考はゆっくりとゆっくりと沈みゆく。深く、長く、終わりの見えぬ狂気(ふち)の底へと。」 - タグ:
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